肩のこりや痛みは、頚椎と呼ばれる背骨の首の部分に生じる病気が原因でも起こることがあります。
頚椎からは腕神経叢(わんしんけいそう)という神経が肩を通って手に向かって流れています。
そのため、頚椎に異常があらわれると、その神経を通じて肩の痛みに繋がってしまうのです。
肩の痛みが生じる代表的な頚椎の病気には、頸部椎間板ヘルニア、変形性頸椎症、後縦靭帯骨化症の3つがあり、そのなかでも頸部椎間板ヘルニアと変形性頸椎症は、加齢に伴う老化が原因になっているとされています。
頸部椎間板ヘルニアの場合は、加齢に伴って、椎間板の水分量がどんどん減っていき、線維輪という外側を覆っているものの柔軟性がなくなり、痛みやすくなると、頚椎の安定性が悪くなり首筋や肩に痛みが起こるようになります。
変形性頸椎症場合は、老化により椎骨が変形し始めてくると、骨に棘のような突起がでてきてしまいます。
それが神経を圧迫して肩の痛みとなってあらわれます。
頚椎の病気は、放っておくと日常生活に支障をきたすほど重症化してしまうこともありますので、そうならない前に肩の痛みや首の痛みの自覚症状がでたら早めに病院を受診しましょう。